ミラクルクリームソーダ

いい加減にしてください

音楽を聴くのが楽しい

最近音楽を聴くのが楽しい。いや当たり前にずっと楽しかったんだけど。ざっくりいうと楽しみ方が変わった。

 

自分の好みにバチッと合う音楽に出会った時の感動は当たり前に変わらないんだけど、変わったのはそうではないものを聴いたとき。あまり馴染みのない音楽や、ちょっと苦手意識のある音楽を聴いたとき。

私は基本的に勧められた音楽は一回聴きに行くようにしている。「へ〜!聴いてみるね!」って言って大抵聴かない人(めちゃ多い)に対して不信感がすごいので、自分は勧められたらひとまず聴いてみるようにしている。

でも、聴いたからと言って、必ずしも「いいね!」とはならないし、「これの良さ今の私には全然わかんねぇどうしよww」も普通にある。好きなミュージシャンが大好きって言ってるアーティストでも「全然ワカンネーw」ってときとか普通にある。

そういうとき、前は「あ、これ好きじゃねぇやwやめよw 〜完〜」だったのだが、最近は「これはどんな楽器を使ってるんだろ?」「この変な音は何にどんなエフェクトをかけてるんだろ?」「このシンセの裏にイントロのループが隠れている‥!」みたいな、音そのものの解析や効果を自己分析してナルホド!と学習に繋げるようになった。結果、何を聴いても楽しく感じられるようになった。(ぶっちゃけアンビエントシューゲイザーに関してはマジで難解なのでまだ楽しみきれていない)(かと言って別に教えてくれってアレでもない)

ラップ/ヒップホップあたりなんかは特に、今まであまり馴染みがなかったのだけど、最近制作に打ち込みも使うようになってきて普通に「世の中どんなトラックがあるんかな」って気持ちでラッパーのトラック聴いて回ったりしてたらラップに対する抵抗もどんどん薄くなってきて気付いたら純粋に「かっこいいな」って思って聴いてるようになったり。最近はサウンド的にはストレートなロックバンドでもラップとかポエトリーリーディングの手法を取り入れて韻踏みまくる歌詞を書く人がいたり、とにかくいわゆるジャンル的なものの境目がどんどんなくなってきていて、そのおかげで少しずつ境界が混ざり合って自分のキャパが広がっているというのも強く感じるのだけど。

ていうかジャンルってのが既に野暮だなみたいな感じだけど。特にJ-POPとロックの概念なんてもうぶっ壊れてるよね。なんかもう気持ちよければ何でもいいじゃんめんどくさ☆みたいな雑さで聴いてたいよ音楽は。自分が快か不快かだけですわ。

あ、でもさ不快だからってそれを貶したり敵意剥き出しにするのはお門違いだとも思うのよ私は。あくまで音楽は"自分が"快かどうかの話だから「私にはよくわからないな」で黙って距離をおけばよい話であって。強制されるものじゃないし。時間が経ったら好きになるとかも普通にあるからあんまり嫌い嫌い言っても良いことないよね〜〜。

前もツイートしたけど、最近の音楽がつまらないとか言ってる人ちょいちょいいるけどね、それは「つまらない」んじゃなくて「好みじゃない」だけだからね、見下されてもね、こちとらその"最近の音楽"とやらがたまらなく好きなんすわ。カッケーもん。音楽はいつも進化してるよ、商業臭がすごいのは私もあまりタイプではないけど、それでも売れるものには売れる理由があるし、普通に納得している。ガラケースマホになるように、メールがラインになるように、音楽もどんどん変わっていくよ。理解出来なくてもついていきたいよね。と私は思うよ。

 

楽しくてたまらねぇ!ってアドレナリンギンギンで作曲する人もいるのだろうが私は音楽作ろうとするとどうしても仕事のスイッチだしロジカルにやろうとしてしまうのでとにかく消耗がすごい&それ以外のところでその話する体力が残ってないんだけど、リスナーとしてはマジで楽しい以外何もない最高の快楽だから(当たり前)いくらでもなんでも書けてしまうね〜。

 

 

 

そろそろお気づきと思うけどリスナーサイドイマイうざいでしょ??ライブキッズ上がりの拗らせリスナーだからね!!うざいんすよ!もっともっと広い心で音楽を享受したいだけだよ、音楽は戦うものでも比較するものでもない何の線引きも必要ない最高の自由ダロ〜!俺たちが愛する音楽ってそれダロ〜〜!ほらなんかいいこと言ったくさいね〜!胡散臭いね〜〜〜!

 

 

 

でも音楽が好きだよ おわり